名古屋市のマンションを売却する際の相場

マンションの売却価格の相場について詳しく説明します
皆さんが気になることの一つに、マンションの売却価格の相場がありますよね。
実際には、いくらぐらいでマンションが売買されているのか、そのデータを見ていきましょう。
まず、2018年1月1日から2023年7月31日の期間で、新築マンションの平均価格は4,996万円、平均坪単価は240.8万円でした。
一方、中古マンションの場合は、間取りを無視した平均価格が2,820.9万円となりました。
ただし、これらはあくまで平均価格のデータであり、実際にはエリアや築年数、間取りなどによってマンションの価格は変動してきます。
さて、エリアの影響を見てみましょう。
一帯の坪単価で言えば、「中区」が最も高く、平均で299.1万円というデータがあります。
逆に「港区」は、142.3万円と最も低い坪単価となっています。
エリアによって価格が異なるのは、需要や人気の違いによるものです。
マンションの売却を検討する際には、自分のエリアで新築マンションがどのくらいの価格で売買されているのかを把握することが非常に重要です。
売却価格を決める上での参考になるでしょう。
そして、築年数も売却価格に大きな影響を与える要素です。
不動産には耐用年数が定められており、木造の場合は22年、鉄筋コンクリートでは47年とされています。
これを過ぎると建物の価値は0円とみなされますが、実際にはある程度の価格で売却することは可能ですが、価格は下がってしまいます。
2019年12月時点のデータを見ると、築年数と相場価格の関係性がわかります。
新築時の価格を基準とした場合、築10年で約15％の価格減、築20年で約35％の価格減、築30年で約50％の価格減が見られます。
つまり、築年数が上がると価格が下がる傾向が強くなることが分かります。
以上が、マンションの売却価格の相場についての詳細な説明です。
参考ページ：名古屋市マンション売却の相場は？確認すべき点や高く売るコツ
マンションの売却を考える前に確認すべき重要なポイント
もちろん、築年数以外のさまざまな要素も価格に影響を及ぼすため、必ずしも築年数だけで特定の数値を保証するわけではありませんが、築年数を基準として大まかな相場を把握することは重要です。
また、マンションの販売戸数や注目度から、今後需要が高まる可能性のあるエリアを判断することもできます。
例えば、マンションの販売戸数が多い中区は、新築マンションの坪単価が最も高いエリアです。
しかしながら、二番目に多い販売戸数があるのは東区です。
東区の坪単価が二番目に高いわけではありませんが、それにもかかわらず需要が高まる可能性のある場所と言えます。
したがって、マンションを売却する前にはこれらの要素を確認することが重要です。
築年数以外の要因や販売戸数から需要が高まる可能性のあるエリアを見極めることで、より有利な条件での売却が可能となります。